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冷え症について (2012.11.10)

みなさんは冷え症と言えば、どんなことを思い描くでしょう?
「冬になると手足が冷たくなる」、「夏でも靴下が欠かせない」、「冷たい物は飲まず、温かい物を好む」など色々あると思います。
結論としてはどれも正解です。

東洋医学ではまず、体を「表(ひょう)」と「裏(り)」に分けます。
「表」は外から見える部分、つまり皮膚などを指します。反対に「裏」は外から見えない部分、つまり内臓などを指します。
まずその表裏が冷えているかどうかで「表寒(ひょうかん)」「裏寒(りかん)」に区分できます。
「表寒」は皮膚が冷えていることになるので、手足が冷たいとか自覚しやすいです。「裏寒」というのは内臓が冷えているということになるのでなかなか自覚しにくいのですが、冷たいものを飲みたくないとかでイメージしやすいと思います。

「表寒」の方は自覚しやすいので、手袋をしたり、靴下を履いたり、カイロを使ったりと対策が取りやすいですね。「裏寒」の方は自覚しにくいというか、そもそも気がついてない人がほとんどです。

現代の食事は乳製品など体を冷やすものがとても多いので、知らず知らずに裏寒に陥っていることが多いです。裏寒になると、内臓そのものの動きが悪くなるので、食べたものが消化吸収されにくくなり体力や免疫力が落ちたり、排便がうまく行かず便秘や肌荒れやむくみになったりと、体の全体の不調につながります。 

「裏寒」を簡単に確認する方法として、おへその周りを触ってみてください。お腹の他の部分より冷えていると感じる方は「裏寒」と思ってよいでしょう。

「裏寒」の対策としては、まず食事になります。肉類、乳製品などは控えめにして、米や根菜類など積極的に取るとよいでしょう。今の季節は鍋物などがよいと思います。生姜も体を温めますが、取り過ぎは上半身だけ温めてかえってよくないのでほどほどに。

「表寒」だけの人、「裏寒」だけの人、両方共冷えている人で対策の仕方が変わってきます。もちろん漢方薬の使い方も変わってきます。 冷え症の方は自分がどれに当てはまるかを考えて、冷え症改善に役立てていただければ幸いです。

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