菊井の漢方薬局 | 日記 | 徒然健康通信 第二十一号 平成二十四年十二月


2012/11/20
徒然健康通信 第二十一号 平成二十四年十二月


こんにちは、「菊井の漢方薬局」です。
身近な健康の話題を発信しております。

被災に備えて
ご自分が飲んでいる薬の名前をメモして財布に入れたり、携帯電話のカメラで撮影しておきましょう。



 
ちょっとした病気の話21「脂質異常症」
 

少し前まで「高脂血症」と言われていた症状です。最近では「メタボリック症候群(メタボ)」という言葉も当たり前のように使われるようになりました。高LDLコレステロール血症(LDLが140mg/以上)、低HDLコレステロール血症(HDLが40mg/未満)、高グリセライド(TG、中性脂肪)血症(TGが150mg/以上)に主に分類されます。症状は当初は自覚症状がありません。血液中のLDL(悪玉)が多過ぎると、動脈の壁にくっついて動脈が厚く硬くなります。これが動脈硬化で、症状が進行すると脳や心臓に深刻なダメージを与えます。中性脂肪はそれ自体、動脈硬化の原因にはなりませんが、多いとHDL(善玉)が減ってLDLが増えやすくなり、間接的に動脈硬化の原因となります。動脈硬化は高血圧や腎臓病を悪化させる要因にもなります。予防法はまず適切な食事と運動になります。それでも改善しない場合、薬物療法に入ります。漢方薬では、代謝を上げたり、血流をよくしたり、便秘など悪いものを貯めこまない「デトックス体質」に改善する方法などがあります。

 ここで一句
「ひとつかみ お腹の肉が 最盛期」



  身近な生薬の話21「コウカ(紅花)」

コウカ(紅花)は、キク科のベニバナの管状花を乾燥させたもので、ビタミンEやリノール酸を豊富に含んでいます。効能は活血や駆瘀血や通経、つまり血をキレイにして、血流をよくし、月経をスムーズにします。具体的には高血圧や狭心症、動脈硬化、脳梗塞などの心血管系の疾患をはじめ、月経痛や月経不順などの婦人病、打撲や外傷に効果があります。当店では500g 3150円で販売しております。

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